若はげの原因は?若くしてはげに悩んでいる方へ
AGAの中でも特に大きな悩みとなってしまうのが若年性脱毛症・いわゆる「若ハゲ」というものです。
早い人であれば10代の後半ころから毛が薄くなりだしてしまう人もいます。
では、なぜ若いうちから毛が薄くなるのでしょうか?
今回は「若ハゲ」について調査してみました!
なぜ若はげが起こってしまうのか?
男性の薄毛の原因はストレスによる円形脱毛症は除いたとしてジヒドロテストステロン(以下DHT)という男性ホルモンによるもの。
思春期を迎えたころから男性にはテストステロンという男性ホルモンが増加していきます。
それが毛根にあるαリダクターゼと結合して、DHTに変化し、これが体毛を濃くして頭髪を薄くさせていきます。
遺伝の関係性
事実、薄毛に悩む人の毛根にはこのDHTが多く検出されています。
そこでなぜDHTが増えると髪が薄くなるのかというと、毛には成長期→退行期→休止期という毛周期があるのですが、DHTが成長期に影響して、まだ毛が太く濃くなる前に抜けるように作用してしまうからなのです。
ちょっと難しい話になってきましたが、要は男性ホルモンが増加していくと薄毛になる可能性があるということ。
DHTが多い人、少ない人、個人差の原因ははっきりとは解明されていませんが、大体は遺伝によるものとされています。
では、遺伝だから若ハゲはどうしようもないの?と思われがちですが、実は若ハゲの原因は遺伝だけではありません。
10代の後半〜20代というのは子供から大人に変わる過程として、社会的に生活習慣が大きく変わってしまうものです。
また、自我に目覚めるので自分のしたいことに没頭してしまったり、おしゃれに目覚めたりする中で髪にダメージを与えるような行動が増えてきます。
詳しくは後述しますが、こういった生活の変化により若ハゲが進行してしまう危険性があるのです。
若はげに多い特徴と原因
「何歳くらいからが若ハゲか」という明確な定義はありませんが、大体10代の後半〜20代で薄くなっている人は若ハゲであると言っていいでしょう。
では、どんな人が若ハゲになりやすいのかをまとめてみました。
これは遺伝によるもの。
現在のところ、DHTの多さは遺伝によるものとされています。
事実、筆者(女性)の父親は私が物心ついた頃からはげていましたが、父方の親戚一同は祖父も、祖父の兄弟も、父のいとこたちも、みなハゲていました。
10代後半からおしゃれに目覚めると、どうしてもパーマや髪の色を変えてみたくなるものですが、これらは髪の毛を傷めてしまいます。
そして毛のダメージは薄毛を進行させます。
過度なストレスは円形脱毛症などを引き起こしますが、こちらはAGAとは違い、ストレスがなくなると改善されていきます。
ただし慢性的なストレスはそのまま薄毛へと繋がる可能性もありますので、注意しましょう。
勉強やゲームのし過ぎ、または夜遅くまで遊んでいたりすると成長ホルモンがたくさん出るゴールデンタイムと呼ばれる(22:00〜翌2:00頃)に十分なカラダの成長が行われません。
頭髪も同様。
毛が育つべき時間にしっかり育たなくなって薄毛を引き起こします。
肉料理、ファストフード、お菓子など脂の多い食事は毛根を詰まらせ薄毛を進行させます。
さらにファストフードなどに含まれる添加物の中には髪の進行を妨げる成分が含まれているものも。
また、甘いものの摂りすぎは糖分をタンパク質が結合して身体が糖化し、必要なタンパク質が髪にいきわたらず薄毛の原因になることも。
これらは血管の収縮に直接作用するので頭皮に血行不良を起こし、毛が抜けやすくなります。
若ハゲにならないために
好き嫌いをせず栄養バランスを考えた食事をし、遅くとも夜22時までにはベッドに入るようにしましょう。
また、毛根を詰まらせないようにとシャンプーをしすぎるのもNGです。
1日1回までにとどめ、頭髪や頭皮に優しいシャンプーを選び、十分に育毛ケアをすることで薄毛の進行を遅らせることができますよ。
若はげの「つむじはげ」とは?
ハゲにもいろいろ種類はありますが、その代表格の1つとされるのが「つむじハゲ」といわれる頭頂部の薄毛です。
おでこから薄くなってくるはげ方とは違い、自分でもなかなか気が付きにくいので、気になりだしてからではもう遅い、なんてことも考えられますよね。
今回はそんなつむじハゲについてのあれこれをまとめてみました。
つむじはげとは?
そもそもつむじとは、頭のてっぺんにある毛根の渦の中心のことをいいます。
通常ひとりに1つ、ないしは2つあります。
毛根の渦の中心なので、すべての人がその部分は頭髪のない状態です。
ですが、この渦の中心が大きな台風の目のように広がっていくことをつむじハゲといいます。
元々ない部分が大きくなってくるのがつむじハゲの特徴なので、初期の頃はそれがつむじなのか、はげてきているのかは区別がつきにくいです。
つむじはげの原因
つむじハゲになりやすい原因としては、ホルモンが影響するAGA(男性型脱毛症)のほかに、特に食生活に原因があるのでは?という説が大きいです。
というのも、つむじハゲは西洋人に多く見られる傾向があります。
なぜなら、西洋人は肉食を中心とした食生活を送っているので、これがつむじハゲに影響している可能性が高いです。
つむじハゲの特徴は?
先述したとおり、つむじハゲを初期の段階で見つけるというのは非常に難しいです。
つむじハゲを見極めるための特徴リストを作ってみました!
髪の毛が乾いた状態ではある程度のボリュームが出るためわかりにくいですが、髪の毛が濡れてペタンとなっている状態で一度つむじ部分をチェックしてみてください。
つむじ当たりの頭皮がしっかりと目で確認できたらつむじハゲ進行中であるといえます。
薄毛の原因は毛がしっかり育たない間に抜けてしまうことです。
言い換えれば常に生まれたての毛しか生えてこないということです。
生まれたての毛は短くつんつんしていますので、気になる箇所を触ってみてつんつんした感じがあれば、それは薄毛が進行している可能性があります。
そもそも髪の毛の量や質は、ホルモンに影響されるといった性質を持っています。
ということはホルモンが原因で薄毛になりつつある場合は、それと同時に髪質自体も変わってきている可能性があります。
急にくせがでてきたり、逆に全体的に髪がほっそりしてきた、など「そういえば髪の毛の質がなんだか変わってきたかも」という方は、薄毛になる可能性も十分に考えられます。
つむじハゲは日ごろのケアで改善できるかも!?
つむじハゲと一言にいっても原因が様々なので、一概には言えませんが、最近急に毛が薄くなった・・・なんてお考えの方はひょっとしたら日頃のケアで改善できるかもしれません。
その解決方法を以下にまとめました。
生活習慣の改善
忙しい方にはなかなか難しいかもしれませんが、バランスの良い食事、適度な睡眠、適度な運動は薄毛を食い止めるにおいてはかなり有効的な方法です。
一度にすべて見直すのではなく、ちょっと運動だけ取り入れてみる、とか食事はコンビニから自炊に変えてみる、などできる範囲から改善してみることを心がけてみましょう。
また、たばこやお酒の過剰な摂取も少し控えてみるのもいいと思います。
適切なシャンプーやヘアケアをする
初期の薄毛であれば、薄毛対策用のシャンプーの利用や、育毛剤などでヘアケアをすることで薄毛の進行を食い止めることができます。
また、シャンプーやコンディショナーはしっかりすすいで毛穴を詰まらせないようにするのも大切です。
頭皮をマッサージする
つむじハゲの人は頭皮が硬くなっているのが原因のこともあります。
日ごろから頭皮をマッサージしてあげて、頭皮のコリをほぐすことでも改善される可能性があります。
さいごに
若はげに悩む方は、悲観的にならず、今回紹介したチェックを行い、改善方法を試してみましょう!
また、年齢が若ければAGA治療の効果も出やすくなっています。
早めに、AGA専門の病院やクリニックを受診すると希望する効果が得られるかもしれません!
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