TOP > 公園紹介

「潟」は、私たち新潟県民にとって、非常に関わりの深い自然環境です。 いにしえの時代、「潟」に住み着いた私たちの先祖は、「潟」の恵みを受け、また、ぬかるむ泥に足を取られながら干拓事業を進め、現在の豊穣の大地を造り上げてきました。そして、この潟との共存の中から、私たち新潟県民は、歴史を重ね、文化を築いてきたのです。しかし、それと引き替えに、多くの「潟」は水田に姿を変え、潟の風景や自然は、今や貴重な存在になっています。
大潟水と森公園には、今も「いにしえの姿を留める潟の風景」が残されています。当公園に隣接する鵜ノ池、朝日池は、太古の潟の姿を今に留めています。私たちの眼前に広がる潟の風景は、まさに、「縄文人が見ていた風景」なのです。そして、その歴史的風景は、潟の自然の素晴らしさ、「潟」とともに生き抜いてきた先人の叡智、人と自然の調和の尊さを私たちに語りかけてくれています。
大潟水と森公園は、「潟」を主役とし、その自然を守り、歴史文化を伝え、地域とともに育むことで、その魅力を最大限に引き出し、誰もが楽しく、親しめる公園を目指しています。
私たちの管理運営方針

●潟の自然を守る
当公園が内包する鵜ノ池、朝日池は、環境省が定める「日本の重要湿地500」に選定されており、全国的にも貴重な自然環境です。また、潟には氷河期からの生き残りといわれる「ミツガシワ」(新潟県絶滅危惧種Ⅱ類)など、全国的に見ても貴重な動植物が多数、生息・生育しています。私たちは、こうした潟の貴重な自然環境を守っていきます。

●潟の歴史文化を伝える
当公園には、丸山古墳をはじめとし、縄文・弥生・古墳・古代時代の遺物・遺跡が包蔵されています。また、鵜ノ池周辺に住んでいたと伝えられる「鵜ノ長者」、「鵜ノ池すじんこ(河童)」の伝説が今も地域の中で語りつがれています。私たちは、こうした潟にまつわる人々の生活史や民話、水田干拓史などを総合学習やイベントを通して伝えていきます。

●潟を地域社会とともに育む
当公園の潟の景観は、地域の人々に守り育まれてきた歴史的景観です。同時に、潟の自然は、地域の人々に、さまざまな恩恵をもたらしてきました。私たちは、こうした地域と潟の良好な関係を、未来に引き継いでいくため、地域住民や周辺の観光施設などとの連携を深め、潟の自然や歴史文化を育んでいきます。




